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有給休暇が取れない勤務医の実態!?

 

おはようございます。

 

医師の働き方改革にも後方支援をしていきたい

ジーネット株式会社の小野勝広です。

 

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医師の働き方にもようやくメスが入りそうですが、

医師不足を背景に遅々として進まない側面もあります。

もう医師が足りない事を言い訳にはできないと思います。

実際に過労死なども起きているのですから…。

完璧な労働環境にはできなくとも、

まずはできる所から手を付けるべきではないかと思うのです。

 

よって本日のブログのタイトルは、

『有給休暇が取れない勤務医の実態!?』にしました。

 

  • 【 目次 】

    1、勤務医は有給休暇を取れていない?

    2、労働基準法としての有給休暇

    3、全国一律の制度よりも個別対応できる柔軟な制度の確立を!

 

1、勤務医は有給休暇を取れていない?

先日、勤務医の有給休暇の取得状況がどうなっているかの

記事を読みました。

勤務医の4割が有給休暇を「ほとんど取れていない」

 

医師10万人以上が参加する

医師専用コミュニティサイト「MedPeer」を運営するメドピアさんが

会員の医師にアンケートを取って記事にしたようです。

さすがメドピアさんの目の付け所は良いですね~。

 

その結論として、

勤務医の4割が有給休暇をほとんど取れていない!と

まとめられたのですが、

正直、私は4割って微妙だな…。

逆に言うと6割の先生方は有給休暇が取れているって事?

ん~、私の実感とは異なるな…と思って

当記事を読み込んでみました。

 

「有給休暇はどのくらい取れているか?」の質問に対し、

3370人の勤務医が回答したのだそうです。

 

その結果は、

 

  • 1、ほとんど取れていない   39.6%

    2、2~3割程度は取れている 16.5% 

    3、1割程度は取れている    14.4%

    4、5割程度は取れている    9.5%

    5、有給はない        9.5%

    6、ほとんど消化している   6.8%

    7、7割程度は取れている    3.8%

 

ふむ…なるほど。

「忙し過ぎて取れない」とか、

「人が少なく代理を頼むのが難しい」とか、

「学会以外は休めない」などの

有休取れない派のコメントがある一方で、

「学会と夏休みに使っている」とか、

「子供の病気やイベントの時に取っている」とか、

「当直明けに取っている」とか、

「半日とか数時間ずつ取っている」などの

有休取れる派のコメントもあり、ちょっと意外な感もありました。

 

しかし「夏休みを有休扱いにして消化」とか、

「事務方から言われて学会や会議への参加を有休にしている」などの

それはどうなんかね~というコメントもありました。

 

しかし1割未満ではありますが、

5割消化、ほとんど消化、7割消化という先生方が存在するのは

かなり救われる思いです。

ま、有休はないという回答と同レベルのパーセンテージですが…(苦笑)。

 

ただやっぱり最も多いのが、

「ほとんど取れていない」という点からは

目を逸らしてはいけないと思います。

 

おそらくひと昔前と比較すれば、

これでも段々と良くなっているのではないかと思うんですね。

この流れは加速させねばなりませんし、

その為には職場環境の整備が不可欠なのだろうな…と感じます。

 

2、労働基準法としての有給休暇

労働基準法では第39条にて、

「 年次有給休暇は雇入れの日から起算して、

6か月間継続勤務し、その6か月間の全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、

継続または分割した10日の有給休暇を与えなければならない」

となっており、これは嘱託やアルバイト、パート労働者も同じです。

 

そして

「6ヶ月経過後は、継続勤務年数1年ごとに、

その日数に1日(3年6ヶ月以後に2日)を加算した

有給休暇を与えなければなりません」となっています。

 

ただし有給休暇の総日数は20日が法律上の限度であり、

それ以上の日数を付与する事は法律上要しないとなっています。

 

私自身の経験では、

有給休暇なんて常に満杯に溜まってましたし、

某社では風邪引いて休んでも欠勤にされました(泣)。

 

当時は今ほど労働者の権利なんて尊重されませんでしたが、

企業においても有給休暇の取得を奨励されるなんて

まだまだごく一部ではないかと思います。 

 

3、全国一律の制度よりも個別対応できる柔軟な制度の確立を!

これはあくまでも私見ではありますが、

私は有給休暇という制度を遵守させようと思っても

なかなか実現は難しいように思えてならないんです。

 

立場を経営者サイドに置くとわかりますが、

特に中小企業では現場では人手不足になっている事が多く、

あげたくてもあげられない…。

休まれると困る…という現実もあるんですよね…。

 

これはきっと医療機関でも同様でしょう。

中小病院やクリニックではそう簡単ではないと思われます。

 

よって有給休暇の付与か、

もしくは〇〇、それか△△でも良くて、

場合によっては□□でも可だよ…という

選択肢が必要ではないかと思うのです。

 

例えば有給休暇を買い取る制度を持っている所もあるように

金銭の提供で報いるという事もあって良いでしょう。

 

きっと全国各地には働き始めてこのかた、

有休なんて1度として使った事がないという人も

少なくないように思います。 

 

求められているのは、

有給休暇の完全実施というよりは、

有給休暇をはじめとした労働者の意欲向上策とか、

働く環境の整備ではないでしょうか?

 

きっと有休なんていらないから、

その代わりに〇〇をくれ!という人もいると思うんです。

 

この〇〇を柔軟に選択できるような

制度設計が必要な気がします。

 

そうすれば有給休暇を取得できていない勤務医に対しても、

満足できる働き方を提供できるのでないでしょうか?

現状のままで有給休暇の完全提供なんて無理だと思いますので…。

 

それでは、また…。

 

 

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